■ 2005年2月19日(土)
++ すい〜とし〜ずんプレイ日記2
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ところで、ゲームの冒頭で選択肢にて愛の告白を強要した眞二部長ですが、二枚目で女子にも人気があるわりに彼女はいないようです。おそらく佳紀に気があるのでしょう。
佳紀と一緒に登校する途中、突然にこんなことを聞いてきます。
眞二「あー...、それで、だね」 眞二「君はなんか欲しいものとか、ないかな。プレゼントされて嬉しいようなものは」
露骨に脅える佳紀。当たり前です。男にこんなことを聞かれても気持ち悪いだけです。
佳紀に気取られそうな気配を察知した部長は「僕はホモじゃないッ。ただのリサーチだよリサーチ!」などと苦しい言い訳をしています。
そこで出てくる選択肢
1ボールペン 2小型扇風機 3Hな本
正直こんな部長にプレゼントをもらって、部長とのルートに入ったらウザイので振り切るために一番適当そうな3を選びます。
眞二「なッ....なるほど....」 (えッ?)
眞二「うむ...そうか、わかった」 と満足げな部長。
凄まじい食いつきを見せられ 佳紀「ぶ、部長からプレゼントされても貰いませんからね」 とさらに脅える佳紀 部長「大会の祝勝祝いとか、そういうふうには考えられんのかね」
考えられるかッ!!
大会で優勝すると部長から祝勝祝いとしてエロ本が振舞われる将棋部・・・
嫌過ぎです。
大会にむけて将棋の修行を続ける佳紀。近くの公民館で高名なプロが来て将棋講座をやるようなので、ホモ部長につれられ見に行きます。
将棋講座が始まり、入ってくるプロ。美しい銀の長髪で華麗に和服を着流し、扇子を口元にあてた姿は艶やかですらあります。容姿も当然の美形でホモ部長の三倍ぐらいはかっこいいです。特筆すべきはその眼つき、冷めた視線の中にはえもいわれぬ凄みがこもってます。あっ、挨拶が始まりました・・
美形プロ「川上マングースです。皆さんよろしく。」
..............どーやら本名らしいです。
日本将棋連盟にはすでに川上猛五段がいますから、名前表記は川上(マン)でしょうか。
将棋部副部長である、楠木こずえが「彼は川上マングース九段、本人は謙遜なさってたが、間違いなく棋界に名前を残す人よ。このところの連勝は目を見張るものがあるし。」などとフォローをいれてましたが、大丈夫です、連勝なんかしなくても十分名前は残ります、ていうか忘れません。
マングース九段誕生時の川上家ではこんな会話がなされていたのでしょうか。
赤子「オギャー!!オギャー!!」 父「産まれたかッ!!」 母「ええ、あなた。元気な男の子よ。」 母「ところであなた、この子の名前はどうするの?」 父「実はもう考えてあるんだ。マングースなんてどうだろう?」 母「まあ!?それは、 アリ塚や岩の割れ目を巣にし、6〜30頭の群れでくらす。複数のメスが同時期に子を産む。日中に行動し、朝になるとえさをさがしに出かけるが、優位なメスがリーダーシップをとる。その際は交代で数頭が巣に残り、子守りをする。危険が近づくとすばやく穴に逃げこむ、 ようなステキな名前ね!! 」 赤子「オギャー、オギャー!!(い、嫌だー!!)」
凄まじいセンスの持ち主の両親にマングースという名前をつけられた川上九段の社会生活は辛くて厳しいものだったに違いありません。
病院の順番待ちで「川上マングースさん」などと呼ばれて立ち上がるときの周囲の好奇の視線。役所などで公式の書類を作る時には何度も「正式な本名でお願いしますッ!!」と怒られたことでしょう。
川上マングース九段の視線の持つ、えもいわれぬ凄みの理由が見えてきました。あの冷たく燃え滾るような眼つきは川上九段の「有名になって、社会にマングースという本名を認めさせてやる。それが私の将棋で勝つ理由だッ!!」こんな気迫がこもっていたのです。FAQこと北川寛(カン)も川上九段を見習って、変な名前をバネに頑張って欲しいものです。
さて、川上マングース九段の将棋教室で「スジが良い」と褒められた主人公。自信をつけて大会に臨みます。団体戦のこの大会、我らが佳紀は先鋒をつとめます。緊張しながら盤の前に座る佳紀、これまで学んだ将棋の全てをぶつける気概です。「開始ッ!!」の合図とともに一斉に始まる対局。震えながら初手を指す佳紀。
んっ?よく見るとこの将棋盤、マス目が少し多いような気がします・・・・・・・・・・・ていうか、これ全部
囲碁盤じゃん!!
ごていねいに碁笥(碁石をいれる丸いアレ)までついてます。
こいつらは一体なんの対局を始めたのでしょうか。非常に気になります。
しかしまあ、とりあえず全勝で団体戦を終える佳紀(一応将棋ということにしておきます)。いよいよ物語は後半戦に入ります。プレイ日記3に続く・・・・
No.28
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