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 ■ 2005年6月30日(木)
    ++ タイ日記 二日目 続き   

 

コンパクト宣言しただけじゃ日記ってコンパクトにならんなぁ。もう言霊なんて信じられない。


とりあえず岸に降り立った俺達。降ろされたところは外国人なんて一人もいないダウンタウン。外国人なんて来ないゾーンに明らかな日本人二人がふらふら歩いてるわけだから、当然好奇の目線が集まる。歩いてる人もなんか知らんが柄が悪そうだ。

俺「人と目を合わせるなよ、とにかく大きな通りまで出よう。ここじゃ多分何かあっても助けもよべない」

治安というのは通りを一本隔てるだけで大分変わる。内心かなりビビりながら虚勢を張って歩く。十分ぐらい歩くとようやく大きな通りに出る。公園らしきものがあったのでそこで休みながら状況を整理。


2000バーツはまあ痛いが、仕方ない。むしろ2000バーツ以上とられなかった幸運に感謝すべきだ。ある種の閉鎖空間なんだからパスポートからリュックまで、身ぐるみ全部はがれて裸で放り出されても文句言えないところだ。
問題は現在地が分からないこと。カオサンからどれぐらい来たのか皆目見当もつかない。

俺「トゥクトゥクつかまえてカオサンまでいくか?」
モイ「現在地が分からない以上危険だよ、もう金は節約しないと」

現地の人に指さしタイ会話で
「ここはどこですか?」発動。

現地のおっさんは地図を受け取ると、さかさまにしたり、あらぬ方向を探したりと不安な要素満載な態度をとっていたが、どーやらカオサンまでは歩いて40分ぐらいの川下の場所らしい。

歩いて40分というのはタイでなら本来トゥクトゥクを使うべき距離。
今日はもう一日中徒歩で観光していたため足が棒のようになっていたが、金がもったいないので歩いていくことに。*1
だまされたショックはやっぱりでかくて、最初は会話も無くとぼとぼ歩いていたが、ここはやはり将棋部、歩きながら感想戦開始。

俺「ガイドブックに書いてあるような事って本当にあるんだなぁ〜」
モイ「メッチャ怪しかったやん。だから僕は嫌っていったのに。」
俺「確かにバンコクに初めて来たやつが、ゲストハウスの受付け開始時間を正確に知ってるのはおかしいよな。」

俺は普段は会話の些細な論理的整合性が気になるたちだが、英語になるとコミュニケーションを通じさせることで一杯一杯で、相手の言葉を吟味する余力がなくなってしまう。

俺「しかし、なんだかんだ言っても、最初に値段確認しなかったのが最大の敗着だなぁ。値段さえ聞いとけば、こんなことにはならなかっただろうし。」
モイ「ああ。これからはどんな時も必ず、How much?を忘れないようにしようよ。」



感想戦の結果
1 How much ? は最重要
2 やばくなっても、日本語でキレればどーにかなる事もある。

ということが分かった。
特に1は日本人の感覚だと、あまりに頻繁な「How much?」を揶揄されたこともあって(外人のよくある風刺マンガの日本人のイメージは、チビ、メガネ、カメラ、How much?)
「How much?」は品の無い言葉として自粛しがちだが、ためらってはいけない。行動を起こす前は常にHow much?だ。*2

かなりの荒療治だが、一挙にレベルが20ぐらいになったのを自覚する俺達*3。まあ旅は長いんだ、こんなとこで気を落としてもしょうがないし、見方を変えれば非常に得がたい経験をしたわけだ(二度とゴメンだが)

「反省して忘れる」 
うん、いい言葉だ。いい言葉は決して無くならない*4。

さっさと気持ちをチェンジして、旅再開。ってまあふつーにカオサンに帰るだけだが。だらだらと二十分ぐらい歩いたときだろうか・・・
ありのまま 今起こっていたことを話すぜ!


時間が停止した!





前を歩いてる人とかも一斉停止。車も停止。一瞬にして氷の世界

これが噂のDIOの「世界」かッ!!
ようやく俺もスタンド使いとして、止まった時の世界に入門できる日が来たようだぜ。ところで俺のスタンドはどこだ?あんまダサいデザインは嫌だぜ。

などと一人で妄想の世界に入門していると、大音量でタイ語の歌が流れてきた。どーやら六時の国歌斉唱の時間らしい。
国歌斉唱の時間は歌わなくてもいいから、動かずじっとしているのが基本。俺もモイもじっとしながら歌が終わるのを待ってる・・・・*6

二分経過

そして、時は動き出す・・・・


プハー、何故か息まで止めちまったぜ。だけど、動いてる時間が突然止まるってのは不気味なもんだな、まさに非日常ってやつだぜ。


*モイから見たタイ旅行・注釈*

*1 今考えると、どう考えてもトゥクトゥク使う一手です。このときはお金がこれ以上減ることが嫌だったのですよ

*2 かっこ悪いけどホントに*重要* もし船の上で半田がいなくて僕みたいなのが二人だと2000バーツじゃなく5,6000バーツとられてます。致命傷です。 この言葉はお手軽かつ、もろもろの事態に対応できる万能の言葉 

*3 タラララッタタッター♪×19

*4 いい言葉は、決してなくならない… うーん、いい言葉だ

*5 もとネタがわかるあなたはたわごとさんですね

*6 …僕の記憶している限りでは、このとき僕は周りが静止していることに気づいていなかった。昔からだが周りを何もみてません。道を渡ろうとして、半田に止められようやく周りがとまっていることに気づく。18時ちょうどになると王宮から国歌が流されるらしい。止めてもらわなかったら、不敬な外国人になるとこだったので助かったぜ
 …ってあれ、半田と記憶が食い違ってる。まぁいいか

*7 サッカーしてるガキ達もいっせいにストップ。静止した世界でボールがてんてんと跳ねてたのが印象的

No.53


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